たくさんのメリットがある看護助手の仕事。その1つ目のメリットは、資格が必須ではないという点です。

同じ看護の仕事でも、看護師として働く場合には看護師免許が必要不可欠です。しかし看護助手の場合には必須の資格はなく、やる気があれば誰でも働けます。医療系の資格を持っていないけれど医療現場で働きたい人にとっては、看護助手は始めやすいお仕事と言えるでしょう。

2つ目のメリットは、看護業界や医療業界の内情を知ることができ、キャリア構築に役立つという点です。看護助手は医師や看護師のように医療行為は行できませんが、医療現場で働くことによって労働条件や職場環境などを知ることができます。これから看護師を目指したい人にとっては、職場を実際に経験しながら看護師の仕事を観察できるという点で、大きなメリットではないでしょうか。

3つ目のメリットは、医療や介護の分野において幅広い知識とノウハウが身につくことです。看護助手の業務は、主に医療器具の洗浄や管理、施術台や作業環境の整備を行います。こうした作業を通して身につくスキルや経験は、日常生活の中でも活かせます。特に食事介助や入浴介助などは、スキルを身に着けることによって自身が誰かを介護する際にも大きく役立つでしょう。

4つ目のメリットは、働きながら資格取得を目指せる点です。看護助手として働きながら看護師や介護士を目指す人はとても多く、臨床現場の先輩たちからアドバイスがもらえたり、資格取得準備の勉強で分からない部分を教えてもらえる機会もあるでしょう。医療や介護の資格を取りたい人にとっては、まさに理想的な職場かもしれません。